恐ろしい糖尿病

むやみにのどが渇いて、水をよく飲む。おしっこの泡立ちが多い。
食欲が異常にある。そんな症状があるときは、糖尿病を疑ったほうがいいかもしれません。

糖尿病は人間だけでなく,犬や猫は言うに及ばず魚にもあると言われる、ありふれた病気です。

古代には、全身から水が出て、最後には干からびて死ぬ病気と言われ、昔の人もかなり悩まされたようです。
では、糖尿病とはどんな病気なのでしょうか。私たちが食物を食べると、血漿中にブドウ糖が増え、血糖値が上がります。
すると、ブドウ糖をエネルギーに変えるため、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値が下がるまで分泌されます。

ところが、暴飲暴食などで膵臓が疲れていると、インスリンの分泌が悪くなり、ブドウ糖をうまく利用できなくなって血糖が血管内に残ります。そのときの血管は、砂糖液のなかに浸っているようなもので、ブドウ糖が血管壁に染み込み、もろく傷つきやすくなっていきます。

特に毛細血管が傷つきやすく、目の網膜や腎臓に合併症が起こりやすくなります。最初は細い血管から、徐々に太い血管へと進みますが、血管が傷むとそれを修復しようと血小板が集まります。その働きが過剰になると血の固まり、血栓をつくる結果となります。こうして起こる動脈硬化と血栓のダブルパンチが、恐ろしい悲劇を生むのです。

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