高脂血症って何だろう 4

「4種類のリポタンパク」 脂質がタンパク質の皮をまとったリポタンパクは、粒子のサイズによって4つに分けられます。
一番大きいのが「カイミクロン」で、中性脂肪が85~95%を占めています。
これが血液中に入ると、分解されて「遊離脂肪酸」となり、エネルギー源や皮下脂肪になります。
次に大きいのが超低比重リポタンパク(VLDL)で、中性脂肪が50~65%、他にコレステロールやリン脂質などが含まれています。
中性脂肪は分解されてエネルギー源となり、その残りは最終的に低比重リポタンパク(LDL)となります。
これは別名「悪玉コレステロール」と呼ばれ、コレステロールを最も多く含んでいます。
動脈硬化の原因になるので悪玉と呼ばれますが、コレステロールを全身に運ぶ重要な任務を持っています。
一番小さいのが「善玉コレステロール」と呼ばれる高比重リポタンパク(HDL)で、その成分の約半分はタンパク質です。
このリポタンパクは、全身の組織から余ったコレステロールを運び出し、肝臓に届ける働きがあるため、こう呼ばれています。

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