高脂血症って何だろう 3

血液1デシリットル中に150ミリグラム以上の中性脂肪がある場合を、高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)といいます。
炭水化物、特に甘いお菓子と果物が大好きな人は要注意。
中性脂肪という名称から、脂肪のとり過ぎだけを連想しますが、その主犯は炭水化物である場合が多いからです。中性脂肪値が高いと、いわゆる善玉のHDLコレステロール値が低くなって、血管内のコレステロールの回収がうまくいかなくなります。また、中途半端に分解されてできた「レムナントリポタンパク」が血中に増え、動脈硬化を促進します。そのうえ血液の粘度が増し、血管内に血の固まり(血栓)ができやすくなります。また、脂質がタンパク質をまとったリポタンパクは、粒子のサイズによって4つに分けられます。一番大きいのが「カイミクロン」で、中性脂肪が85~95%を占めています。コレが血液中に入ると、分解されて「遊離脂肪酸」となり、エネルギー源や皮下脂肪になります。次に大きいのが超低比重リポタンパクで、中性脂肪が約50~65%、他にコレステロールやリン脂質などが含まれています。中性脂肪は分解されてエネルギー源となり、その残りは最終的に低比重リポタンパクとなります。

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