タバコと血液 2

私が日々、患者さんに接していて断言できることは、タバコを吸う人は、ほかにもからだに悪いことをしているということです。
たいていはお酒も飲み、運動不足であり、食生活にも問題があり、ストレスもたまっている人がほとんどなのです。
これはタバコを吸う人への偏見でもなんでもありません。
事実をお話しているだけです。
そして、そうした悪い生活習慣にタバコが加わることで、動脈硬化が急速に進むことは、まぎれもない事実です。
タバコをかなり吸う人やストレスの強い人には、白血球の活性化が認められることが多いのです。
また、タバコは活性酸素の問題とも大きくかかわっています。
タバコに含まれるタールやタバコを吸ったときの煙には、活性酸素やフリーラジカルがたくさん含まれています。
さらに、煙に含まれる酸化物が反応して、より毒性の強い活性酸素が発生するのです。
ところで、タバコの煙にも種類があることをご存知ですか。
タバコを吸っている人が直接吸い込む煙を「主流煙」、火のついているタバコから立ち上る煙を「副流煙」、吸ってから吐き出すときの煙を「排気煙」といいます。
主流煙には、たくさんの活性酸素が含まれているので、これをからだのなかに吸い込むことで生じるさまざまな障害があります。
これはタバコを吸う人の自分のからだに及ぶものなので、仕方ないことでしょう。

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