血液サラサラにつなげる生活習慣

また、胃腸の消化能力の問題も見逃せません。
ここ数年、過敏性腸症候群の患者さんが非常に増えています。おなかにガスがたまることによる腹痛や下痢、便秘などの症状が不定期に起きる病気で、ストレスが主な原因ともいわれています。
私も毎日の外来で、こうした症状を訴える患者さんを数多く診察しますが、この病気にも血液の流れが関係していると考えています。
胃や腸に酸素や栄養を送っている毛細血管の流れが悪くなると、食べ物を消化する能力が落ちてしまい、からだの症状として出てくるのです。
もちろん、ストレスがその引きがねになっているケースは多いと思います。これも、精神的にストレスが加わることで体内に活性胃酸素が発生し、白血球の粘着能が高まって血液の流れが悪くなるために、結果的に消化・吸収の力が落ちて、下痢や便秘の症状が起きるからです。イクラお金をかけてサプリメントを買い込み、必死で「血液サラサラ食品」を食べ続けても、からだがそれを効率よく消化・吸収できなければ効果が出ないということです。
血液サラサラへの近道は、まず食事から。それは確かなことですが、同時に生活全体を見直すというサポート力も欠かせない要素です。

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