恐ろしい高血圧症

あなたは、「死の四重奏」という言葉を知っていますか。
これは、上半身の肥満と、高脂血症、耐糖能異常(糖を処理する力が弱くなる症状)、高血圧症の4つが重なることです。
この4つが重なると動脈硬化が速く進み、それをきっかけとして心臓や脳の血管障害が起こりやすくなることを指しています。
高血圧症とは、動脈に常に強い圧力がかかった状態で、血管は緊張を強いられ、非常に傷みやすく、また、心臓を始めとして他の臓器にも障害がでやすくなります。これに高脂血症などの危険因子が加われば、動脈硬化は一気に進み、それだけ、命に関わる病気にかかる確率も当然高くなってしまいます。
また、最近は高血圧とインスリン抵抗性の関係が注目されています。インスリン抵抗性とは、糖を処理してエネルギーに変える物質であるインスリンの働きが悪いことを指します。
そのため膵臓は糖を処理しようとインスリンをどんどん分泌し、血中のインスリン濃度が高くなってしまいます。この状態が「高インスリン血症」で、血圧を変化させる交感神経を緊張させ、さらに血圧を上昇させることになるのです。

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