タバコを吸う人の血液ってドロドロってホント?

 職場や駅でも、年々肩身のせまい思いをさせられている愛煙家にとっては、またまた耳の痛いお話ですが、たしかにタバコは血液の流れを悪くするのです。
MC-FANを使って血液の流れを見ていると、ヘビースモーカーのみなさんの血液はほとんど例外なくドロドロしていて、近い将来、動脈硬化へと進むことが予想されるような画像なのです。
 タバコと血液流動性との関係については、かなり詳しいデータもあり、ドロドロのメカニズムもわっかてきました。
 まず、喫煙による血液への影響はふたとおりあること。そして、禁煙によるドロドロ血液は、過度のストレスによるドロドロ血液と非常によく似ているということです。

ダブルパンチで血液を攻撃するニコチンの害
 さらに、タバコに含まれるニコチンが副腎資質から分泌されるアドレナリンの量を増やします。
このアドレナリンは血液中の血小板を凝集させ、さらに白血球がベタベタと粘着しやすい状態を招きます。これは、アドレナリンによって血小板や白血球が活性化されたためであり、ストレスがかかったときと同じ現象なのです。
 ヘビースモーカーの血液成分を調べてみると、タバコを吸わない人にくらべて赤血球の数が増えていることが多く、そのために血液は毛細血管をスムーズに流れることができません。
 最後に、「タバコも吸うし、酒も飲むけど両方いっぺんにはとてもやめられない・・・」と悩む方に。アルコール摂取と禁煙とをくらべると、「飲み過ぎ」よりも「吸い過ぎ」のほうが血液の流動性に悪影響を及ぼすことをつけ加えておきたいと思います。

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