血液と血管の謎 10

血液の成分と働きを知っていますか。
血漿と血球のどちらがなくても生きていけないのです。
人間の全血液量は体重の約8%となっています。
体重1キログラム当たり80ミリリットルとして計算すると、体重が70キログラムある人でも、血液の量は全身でたった5.6リットルしかありません。血液を構成している成分は、大きく分けて血漿と血球の2つに分類できます。
試験管に血液と抗凝固剤を入れて、しばらく放置しておくと表面に黄色っぽい液体が浮き、残りの成分が沈みます。この浮いているのが血漿で、沈殿しているのが血球です。
血漿と血球の比率は血漿が55%、血球が45%となっています。血漿は栄養分をからだの各組織に運んだり、二酸化炭素や老廃物を排出したりします。血球はさらに細かく、赤血球、白血球、血小板に分けることができます。これらは酸素を運んだり、免疫や止血などに関して重要な働きをしています。
血漿と血球は、人間が生命を維持する上でとても大切な役割を果たしています。
このどちらがなくても人は生きていけません。血液がからだの中で担っている重要な仕事は、血球と血漿が協力して働くことによって、仕上げることができます。2つの成分はよきパートナーなのです。

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