血液と血管の謎 5

私たちのからだには、ざっと地球を2周するほどの長い「管」が張り巡らされているのです。
ちなみに、腕の内側など皮膚を通して青く見えている血管は静脈。
動脈はからだの深いところを通っているので,普通私たちが目にすることはありません。
よく、手首などで脈拍を測りますが、これは心臓のうごきが動脈に伝わって起こるものです。
血管のなかをのぞいてみましょう。血管は3つの層でできています。

血管は動脈も静脈も内膜,中膜,外膜という3つの層からできています。血液に直接触れる部分である内膜の内側は、内皮細胞という特別な細胞で覆われていて、中を流れる血液が固まらない仕組みになっています。中膜は、平滑筋という筋肉細胞が幾重にも重なってできており、この中膜を外膜が覆って全体を保護しています。
また内幕と中膜の間、中膜と外膜の間にはそれぞれ弾性板というクッションのようなものがあり、血管のなかを血液がスムーズに流れるのを助けています。
このように血管の大まかな構造は動脈も静脈も同じですが、役割が違うため、当然その構造も異なってきます。
動脈は,心臓から絶えず勢いよく送り出されてくる血液の圧力(血圧)に耐えなければいけないため、弾性があり血管の壁も厚く丈夫にできています。

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