セルフメディケーション 3

糖尿病の治療は,治療そのものが未病のためのセルフメディケーションです。
しかし、このセルフメディケーションの概念が十分に理解されていないために、患者さんにいろいろ指導してもうまくいかないことが多いのです。
それは、患者さんが自分のからだの状態についての自覚が持てないからだと思います。
そしてセルフメディケーションの第一歩はここから始まるのです。
患者さんに、いかに糖尿病の未病状態を自覚させるかーそういうところにこそ、MC-FANによる血液の検査を導入する価値があります。
実際、彼らはビデオで自分の血液の流れを見ると、やっと重い腰を上げて生活改善に取り組む気になってくれます。
セルフメディケーションを推進していくために、まずやらなければならないのは、国民全体のレベルで「自分の健康に関心を持つ」ことを徹底させることです。
これまでのように対症療法で「病気を治す」ことばかりに固執しないで、サプリメントの効果や代替医療の実際についておおいに学ばなければいけないと思います。
このことは医師だけではなく、薬剤師や栄養士についても同じことです。
とくに、これからは栄養士の役割が重要になってくるでしょう。
もっとも危機感を抱いているのは、いまの日本人の食生活が、あまりにも乱れ過ぎていることです。
食事はセルフメディケーションの基本ですから、もっと関心を寄せて欲しいものです。

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