睡眠と入浴 3

大人の理想的な睡眠時間は7時間といわれています。
ところが困ったことに「血液の流れが悪いために眠れない」というパターンも多いのです。
忙しいサラリーマンに増えている不眠症も、血液の滞りから来ていると考えられます。
血液の流れが悪くなると、交感神経が活発にはたらいて流れを止めないように心臓を強く動かしたり血管を動かしたりします。
こうなると安眠どころではなくなります。
そもそも、眠っているときには副交感神経が優位になって、体内でのいろいろな活動がおだやかに抑えられ、私たちはゆったりと眠れる状態になるはずなのです。
ふだんは眠れないことなどない、という人でも、たまになかなか寝付けない経験があると思います。
そういう時は、心配事(ストレス)や過食など、何らかの原因で血液の流れが悪くなっているのです。
からだをゆったりと眠れる状態にするためには、就寝前にお風呂に入ることがいちばんです。
最近では冬でもバスタブに入らず、シャワーで済ませる人が増えているようですが、これは血液の循環にとって明らかにマイナスです。
ゆっくりと全身をお湯につけて温めることで、血管のなかの血液も適度に温まります。
その温かい血液がからだのすみずみの毛細血管を広げて、血液はサラサラと流れるようになります。

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