ストレス 2

ストレスはつねに悪者であるようですが、なかには良い働きをするストレスもあるということご存知でしょうか。
たとえば、スポーツの試合の前など、勝ちたいという気持ちと負けるかもしれないという不安がストレッサーとなって選手にのしかかってきます。
このとき、ストレスを感じた選手の体内では「アドレナリン」というホルモンの一種が分泌されます。
このアドレナリンは、細胞の活性を高めてエネルギーを生み出します。
その結果血液の流れが筋肉に集まり、試合の本番で大きな力を出すことができるようになるのです。
アドレナリンは血液の中の白血球や血小板にも同じように働きかけて、それらを活性化します。
すなわち血液中に活性酸素が放出されて、白血球が粘着しやすくなり、血小板は凝集能が高くなります。
結果的に、ストレスそのものがアドレナリンの作用で血液を流れにくくするのです。
また、ストレスがかかると血管そのものも収縮するので、流れが悪くなります。
さらに、血液の流れへの影響を考えると、ストレスの二次的な影響も深刻な問題です。
というのは、ストレスがかかると人によってはつい、甘いものに手が伸びてしまったり、お酒を飲みすぎてしまったり・・・という血液ドロドロ要因を呼び込むことが少なくないからです。

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