「未病」から本物の病気へ 3

ある若い女性はからだにいいと信じて、毎日昼食に野菜ジュースを飲んでいました。
果汁がミックスされている野菜ジュースや、野菜代わりのフルーツサラダなど、若い女性のあいだで「ヘルシー」なイメージで好まれている食品には要注意です。
女性はダイエットに気を使っていますから、いかにも「太りそう」な脂肪の多い揚げ物などはしっかり避けているはずです。
中性脂肪に変わりやすい果糖のような炭水化物の摂りすぎが、脂肪肝の急増の原因になっていることは間違いないでしょう。
「トーストにフルーツサラダ」は、意外にも血液ドロドロメニューなのです。また、Eさんのような高脂血症も、立派な「動脈硬化予備軍」です。
以前はコレステロール値が高いと良くない、といわれましたが、最近はコレステロールと中性脂肪のどちらか一方(両方の場合はもちろん)でも増えているものを高脂血症として、生活改善指導の対象としています。ドロドロ血液の最大の原因は中性脂肪。血液中に中性脂肪が増えると善玉コレステロールを低下させます。これに、高血圧や運動不足、糖尿病などが加われば、血液と血管はますますドロドロ化の悪循環に陥って、一気に動脈硬化を促進させます。
「なんとなく不調・・・」というからだのシグナルを見過ごさず、「未病」にうちに

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