瘀血(おけつ) 2

糖尿病の未病段階の人にも、動脈硬化の未病段階の人にも瘀血の症状が見られ、瘀血が改善されればどの未病も健康に向かうのです。
これらの考え方も、検査では正常値なのに自覚症状があるという人がそろってドロドロ血液であることと一致しています。さらにもうひとつ、瘀血とドロドロ血液には共通点があります。

それは「ストレス」との関係。

瘀血もMC-FANで見たドロドロ血液も、ストレスが強いほどひどくなります。適度なストレスは人間にいい刺激を与え、活動を活発にするのですが、過度のストレスは血液の循環をさまたげ、ドロドロ血液の引き金になるのです。中医学では、顔色や肌、爪の状態で瘀血度をチェックするのですが、ストレスが強いほど瘀血度が高くなることが分かっています。さて、人間の自然治癒力を重視する中医学では、瘀血も生活改善で治します。
最も重要なのは食事。「医食同源」という言葉をきいたことはありませんか?
「自然治癒力の基本は食べることから」という中医学の基本です。ところが、現代人はこの食生活が非常に乱れています。
朝食抜きや不規則な食事、夜食、外食、コンビニフード、ファーストフードの食生活がドロドロの瘀血を作ります。未病のうちに正しい食事のとり方を指導されないので、本当の病気へと進んでしまうケースが多いのが従来の日本の医療システムなのです。私たちも中医学の「養生医学」の考え方に学び、病気を未病段階でキャッチして自分の力で治していくような、新しい医療のあるべき姿を考えたいものです。

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