瘀血(おけつ)

ドロドロ血液は「瘀血」だったのです。中医学で重視される未病状態が「瘀血-おけつ-」。血液がよどんでスムーズに流れなくなる状態です。
女性だけでなく、40代、50代の男性に多く見られるこの瘀血の症状は、ここ数年、行き詰まっている日本経済の状態に、なんとなく似ているような気もします。中医学では、未病の一番の原因は血液循環が停滞することであると考えられ、その状態を「瘀血」と呼んでいます。
血液の循環が悪くなって全身の組織に酸素と栄養がいきわたらなくなり、さらに血液が汚れて血の塊が発生し、血管が詰まるなどの障害が起こります。この瘀血こそ、まさしくドロドロ血液のことです。
瘀血は、中医学でも生活習慣病と婦人科の病気の原因として重要視されています。
すなはち、高血圧や糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病、あるいは不妊、生理痛,子宮筋腫、子宮内膜症、更年期障害などの婦人科の病気の未病段階として、瘀血=ドロドロ血液があるということです。
また、中医学では「異病同治」ともいわれます。
いろいろな異なる症状が出ている場合に、その原因をさぐっていくとじつは同じ原因からきていたり、同じ養生法で治ることがある、という意味です。

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