ドロドロ血液 3

さらに、いま問題になっているC型肝炎の無症候性キャリア(ウイルスに感染しているが発症していない状態)なども、いずれは肝硬変、肝臓がんになるリスクがあります。
胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌の保菌者も、胃がんに進展する危険性があります。
そういう意味では、これらも「未病」といえるかもしれません。
ところが、西洋医学の医療システムでは、すべての「未病」を的確に診断することが不可能なのです。
「自覚症状が無くても検査値に異常がある」範囲の「未病」であれば、従来のスタイルの人間ドックなどによってある程度診断できます。
しかし、「自覚症状はあるのに検査値に異常が出ない」場合の「未病」は、診断の方法がないのです。
数値が正常範囲内にあれば「健康」と診断され、それ以上の生活指導もなにも行われません。
そのため、症状を悪化させる生活習慣が改められないまま、多くの「未病人」たちが本当の「病人」へと昇格してしまっているのが現状です。

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