活性酸素とフリーラジカル

活性酸素とフリーラジカルとは、厳密に言えば多少の違いがありますが、その作用を考えればほぼ同じものといってよいでしょう。
フリーラジカルというのは「ペアになっていないもの」という意味です
。ペアになっていない原子や分子は不安定なので、いつもパートナーを求めてさまよっています。
そして、他の安定している物質が電子を奪われてしまうと、その物質は酸化・変性してしまいます。
たとえば、りんごを切って放置しておくと赤茶色になる、コーヒー豆を密封しないと香りが悪くなって味が落ちる、揚げ物の残り油が変質するといった現象が活性酵素による酸化障害です。
体内で発生する活性酵素の原因は、ストレス、タバコ、紫外線、急激あるいは過激な運動などです。
こうした要因があると血液がドロドロとなり、毛細血管の流れが一時的に滞ります。
このストップした血液がふたたび流れ始めるような状況になると、酸素に対する抵抗力が急激に落ちて、白血球が生産する大量の活製酸素が組織を傷つけてしまうのです。
ストレス性の胃潰瘍やタバコによる肺がんもこうしたメカニズムで発生すると考えられています。MC-FANの画像で血液の流れを見ていると、しばしば変色して形のおかしい白血球を見ることがあります。私は、おそらくこれはストレスなどの要因で活性化したものだと考えています。そして、その白血球は粘着性が高く、ベタベタとくっついて血液の流れを悪くしています。

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