適度な運動

適度な運動はサラサラ血液の条件です。
血液の流れをよくするためには、運動しないのも駄目、運動しすぎも駄目なのです。
酸素を取り入れる有酸素運動を続ければ、新しい筋肉が増えるとともに、なんと、毛細血管もつぎつぎと新しくつくられるのです。
運動には、血管のなかを掃除するはたらきもあります。
血液は約50秒で体内を1周しますが、運動時には心拍数の上昇にともなって、1周約45秒前後に短縮すると考えられています。
血液の循環がよくなると、血管のなかの老廃物なども押し流されるため、血液のドロドロ度も低下します。
毎日軽い運動をしているグループと、全く運動をしないグループとで、やはりMC-FANの検査を行ったデータがあります(成人男女402人対象。「まったく運動しない」115人、「毎日30分以上1時間未満」51人、「毎日1時間以上」15人など)。
結果は予想通り、運動するグループの方が流れが良く、血液通過時間も正常範囲でした。
ところが、急に激しい運動をした直後や、毎日1時間以上も運動をするグループでは、かえって流れが遅くなることもわかりました。
これは、ストレスによる負荷と同様に、血液中に活性酸素が発生して白血球の粘着度が高まり、さらに赤血球の変形能まで低下してしまった結果です。
運動のしすぎは、血液をかえってドロドロにするのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket