これが本当のサラサラ血液だ!

採血した血液100マイクロリットルをMC-FANに組み込まれているチップに流して、全量が流れきるまでの時間を測定し、記録します。そして、100マイクロリットルの通過時間が65~90秒であれば、基準値の範囲内ということになります(注・これは東京女子医科大学付属成人医学センターの基準値です)。さらに、専門の検査技師がモニターで血液の流れるようすを観察し、流れはじめる前の赤血球の形状や膜の健康状態、流れはじめてからの変形の状態、白血球の粘着の有無と活性化の有無、そして血小板凝集の程度などをチェックします。それらに大き
な問題がなく、100マイクロリットルの通過時間も基準値内なら、めでたく「サラサラ血液」と呼ばれるわけです。

『速すぎるのも注意!女性の「サラサラ貧血」』
「サラサラと速く流れたほうがいいのなら、なぜ基準値は65秒以上になっているの?」と疑問に思うかもしれませんが、これもちゃんと理由があります。血液が速く流れすぎて通過時間が65秒より短い場合、赤血球の数が少なすぎるために起きる「鉄欠乏症貧血」の可能性があるからです。とくに女性は要注意です。血液検査のヘモグロビンの数値が11.5以下に下がっていないかチェックしてもらってください。

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