血液ドロドロはすでに低年齢化している!

 著者がはじめて血液サラサラの本を書いたとき、あとがきに「中学生のドロドロ血液」の画像を載せました。当時14歳の、体格もふつうでごく平均的な生活をしている中学2年の男子生徒の血液です。正直いって、彼の血液が流れる様子をモニターで見たときには目を疑いました。スポーツもほどほどにやっているし、食べ物の好き嫌いもなく、ただ清涼飲料とファーストフードを常食しているくらいの、どこにでもいそうな中学生でした。血液検査の結果からもまったく異常は認められませんでした。
 この中学生のドロドロ血液のMC-FAN画像はショッキングだったようで、その後、NHKの健康番組でも取り上げられ、「血液ドロドロの低年齢化」として画像つきで紹介されました。

偏った食事と夜型生活が中高生をむしばんでいる
 成人医学センターは、東京・渋谷にあります。夜遅くに仕事を終えて病院を出ると、駅の向こうのファーストフード店やコンビニエンスストアに、中高生がウロウロしています。そして、彼らが、ハンバーガーやチキン、清涼飲料、スナック菓子・・・と、いかにも血液がドロドロになりそうなものばかり食べているのを見て、著者は危機感をおぼえ、「一度あの子たちの血液をMC-FANで見てみたい」と考えていたのです。
 近年、子どもの運動能力の低下とともに、生活習慣病の低年齢化も大きな社会問題になっていますが、この血液ドロドロ現象もそのひとつの証拠といえるのではないでしょうか。

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