血栓の恐ろしさについて

例えば怪我などをして出血をすると、血小板の作用によってやがて血液は固まって流れ出なくなります。人間の体の働きで、傷から出た血液を止血するということは確かに必要な作用で、同じことが血管の内部でも起こっているわけです。

血栓はあちこちに
ところが血液がドロドロに汚れて酸化してくると、血液の酸化障害によって血管に傷がついたと体が誤認識してしまい、血液の止血作用が勝手に行われてしまうことがあるのです。この血液中の酸化障害という状態は恐ろしいもので、これによって血管のいたるところに血栓が出来てしまいます。血栓とはいわば血管内部に出来てしまった“こぶの塊”のようなものです。酸化してしまった血管壁は汚れた血液成分の詰まりなどによってどんどん肥厚していきますので、血液の循環がますます悪くなってしまいますし、さらにこの狭くなってしまった血管に血栓がたくさんできてしまうと、私たちの体の各部分に様々な弊害や病気をもたらしてしまうのです。

血栓症が引き起こす病気
こうなってしまった状態を医学的には血栓症と呼んおりますが、心臓に弊害をもたらせば心筋梗塞に、脳についていえば脳梗塞といった麻痺や意識障害を残してしまうかもしれない、ハイリスクを伴う重大な病気を引き起こすこともあるのです。血栓は動脈だけではなく静脈にもできる可能性があり、足の静脈に血栓がたくさんできてしまうと足に血液が溜まってしまり、深部静脈血栓症になることもあります。こういった足の血栓が何かのはずみにはがれて血流にのって心臓から肺に運ばれてしまうと、肺塞栓症になります。我々の生命をも脅かすこういった血栓を防いでいくためには、どういったことに気を付けて生活をすればいいのでしょうか。

では、どうすればよいのか?
いちばん基本的なことは、どろどろの血液にならないように普段からサラサラ血液の状態をキープするように心がけることです。食生活においても外食や欧米スタイルが増えておりますが、コレステロールの摂り過ぎは血液をどろどろに酸化させてしまい、恐ろしい血栓症を引き起こしやすくなります。手軽に食べられるとはいえ、ファーストフードに含まれている脂肪酸にも注意が必要なのです。野菜や果物には内臓機能を浄化してくれる食物繊維がたっぷり含まれておりますので、積極的に食べるようにしましょう。また、適度に運動をして血圧や体重のコントロールしていくことも大切なことです。さらにストレス解消をして、十分な睡眠をとる様に健康管理には十分注意してください。

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